Makeは直感的に自動化フローを構築できるため、ドキュメントを読まずに作り始める方も少なくないと思います。
この記事では、一見気付かないようなちょっとした機能。でも知っておくと便利な機能やTipsをまとめています。
Auto align (自動整列)
Makeでシナリオを作っていると、モジュールの高さがずれたり、モジュール同士の感覚がまちまちになってしまったり…。
気になる方は気になりますよね。
そんなシーンでおすすめの機能が「Auto-align」です。画面下のツールバーの中にある、魔法の杖のようなアイコンをクリックすると、モジュールの位置をキレイに整えてくれます。
モジュールをキレイに配置したい方は是非使ってみてください。
※稀に意図しない形に整列される場合がありますのでご注意ください。
Rename (名前変更)
モジュールの名前を変更する機能のご紹介です。
Makeでモジュールを追加すると、「Google Sheets / Search Rows」や「HTTP / Get a file」など、モジュール名が表示されます。
同じモジュールを何度も使用するケースも少なくありませんので、シナリオが長くなるにつれ、“このモジュールで何をしているのか”が分からなくなります。
モジュールを名を変更しておくとシナリオの内容が明瞭になります。
※日本語も登録できますので、変更しておくととても見やすくなります。
Order routes (ルートの順番)
ルーターは分岐先に1st,2ndと記載されており、実行される順番が記されています。
Makeで複雑なシナリオを組んでいると、シナリオをある程度作成した後にルーターの実行順番を変更したい。というケースが多々発生します。
「Unlink」で一度モジュールを切断して繋ぎ直す方法もありますが、フィルタなどを設定しているとフィルタを再度設定し直す手間が発生します。
このようなケースでは、ルーターモジュールの「Order routes」を使用してルートの実行順番を変更するとスムーズにシナリオの調整が可能です。
Select whole branch (ブランチ全体を選択)
ルーターで分岐しているシナリオの分岐先を一括で選択できる機能です。
一連のモジュールセットをまるっと複製したい場合や、一括で削除したい場合に便利です。効率的にシナリオを作成するために覚えておくと便利な機能です。
Let it snow (雪よ積もれ)
最後に、Make開発者の遊び心が伺える素敵な機能「Let it snow」。
エディタの白い背景部分で右クリック(MacはControl+クリック)し、「Let it snow」を選択するとモジュールに雪を積もらせることができます。
参考になった機能や新しい発見はありましたでしょうか。
Makeのちょっとした便利機能。是非活用してみてください。
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