n8nのWebhookトリガーを設定する手順について

n8nのWebhookトリガーを設定する手順について

n8nのWebhookトリガーを設定する手順について解説しています。

n8nとは

n8n(エヌエイトエヌ)は、オープンソースのワークフローオートメーションツール です。プログラミングの知識がなくても、GUI(ノーコード・ローコード)を使ってさまざまなサービスやアプリケーションを連携し、自動化ワークフローを作成できます。

詳しくは以下の記事で紹介しています。
https://easy-wand.com/ipaas/about_n8n

この記事で構築しているフロー

n8nのwebhookトリガーでwebhookを受信した際に、slackにメッセージを送信するフローを構築しています。

具体的な手順

webhookトリガーを設定

「Create Workflow」から新しいワークフローを作成します。

「add first step…」をクリックします。

「On webhook call」を選択します。

Webhookのテスト用URL(Test URL)と本番用URL(Production URL)が生成されます。
コピーしてメモ帳などに張り付けておきます。

「Listen fot test event」をクリックします。

Webhookトリガーが待機状態になります。

webhookの受信テストを行うために、先ほどコピーしたテスト用のURLにPOSTリクエストを行う必要があります。
今回は、Google chromeの拡張機能『API Tester』を利用して、POST送信を行いました。

API Testerについてはこちら

https://chromewebstore.google.com/detail/talend-api-tester-free-ed/aejoelaoggembcahagimdiliamlcdmfm?hl=ja

先ほどコピーしたURLを指定し、POSTリクエストを送信します。

送信後にn8n側を確認すると、正常に受信できていることが確認できます。

これでWebhookトリガーの設定が完了しました。

Slackにメッセージを送信するアクションを設定

続いて「+」ボタンからslackのアクションを追加します。

「Create new credential」をクリックし、コネクションを作成します。

「Connect my account」をクリックします。

認証画面が表示されますので、「許可する」をクリックします。

以下のような画面が表示され、コネクションの設定が完了します。

送信チャンネル、メッセージ等を入力し、「Test step」をクリックします。

slackを確認すると、n8nからメッセージが送信されている事が確認できます。

一連のフローが完了しましたので、「Test workflow」をクリックし、改めてテストを実施します。

フローが正常に実行できましたので「Inactive」をクリックし、シナリオをアクティブにします。

API TesterにWebhookの本番用URL(Production URL)を入力して、再度フローを実行します。

フローの実行ログは、OverviewのExecutionsで確認できます。

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