この記事で解説している内容
LINE公式アカウントに送信された画像を自動的にGoogleDriveにアップロードする方法について、
LINE側のWebhookの設定、Makeとの連携、GoogleDriveとの連携を一連の流れで解説しています。
Make側にトリガーを作成
LINEのメッセージを受け取るモジュールの設定
LINEの「Watch Event」モジュールを追加します。
「Create a webhook」をクリックし、webhookを作成します。
※LINE公式アカウントを発行していない方や、Connectionの設定が済んでいない場合は、こちらの記事を参考にMake側にLINEのConnectionを作成して下さい。
webhookを作成すると、エンドポイントのURLが発行されますので、「Copy address to clipboard」をクリックし、コピーします。
LINE側の設定
Messaging API設定でWebhook設定を行います。
以下のURLからLINE Developersにログインします。
https://developers.line.biz/console/
Messaging API設定ページの中央あたりにWebhook設定がありますので、先ほどコピーしたURLを貼り付け、「更新」ボタンをクリックします。
Webhookの利用を有効にします。
これでLINE側の設定は完了です。
Makeのシナリオを作成
トリガーをテスト実行
Makeに戻り、作成したトリガーでWebhookを受け取れるかをテストします。
「Run once」をクリックし、トリガーを待機状態にします。
実際にスマホのLINEから画像ファイルを送ります。
トリガーが実行され、メッセージを受け取る事ができました。
ファイルを受け取るモジュールを追加
LINEの「Download a Message Attachment」モジュールを追加します。
”Message ID”には、前のモジュールのoutputから受け取った”Message ID”を指定します。
フィルターを設定
「Download a Message Attachment」モジュールはファイルが存在しない場合はエラーになってしまいます。
メッセージのタイプがファイルでない場合は、シナリオを進めないようにフィルタを設定します。
モジュールの間にある、レンチマークをクリックし「Set up a filter」をクリックします。
MessageのTypeが”image”の場合のみ次のモジュールに進むように設定しています。
Google Driveにアプロードするモジュールを追加
最後にGoogleDriveの「Upload a File」モジュールを追加します。
シナリオをテスト実行
「Run once」をクリックし、再度スマホのLINEから画像ファイルを送信します。
GoogleDriveにアップロードされている事が確認できました。
さいごに
画像ファイルも柔軟に連携できる点が非常に便利です。
ユーザID毎にフォルダを分けて画像を保存したり、他のサービスへの連携も可能です。
参考にしてみて下さい。