無料で使えるX(旧Twitter)自動投稿ツールまとめ:初心者向け導入ガイド

無料で使えるX(旧Twitter)自動投稿ツールまとめ:初心者向け導入ガイド

X自動投稿ツールが必要な理由とよくある悩み

副業や個人事業の集客において、SNS「X(旧Twitter)」は強力な武器になります。無料で始められて拡散力が高く、上手に活用すれば月に50万円以上の収益を上げる人も少なくありません

しかし一方で、SNS運用には「毎日投稿する手間」や「ネタ切れの不安」といった悩みがつきものです。例えば、
「毎日投稿するのが面倒くさい…」
「何を投稿すればいいか分からない…」
「気づいたら数日投稿が止まっていた…」

といった声は珍しくありません。

投稿を途切れさせてしまうと、せっかくの集客チャンスを逃してしまう可能性があります。
そこで活躍するのがX自動投稿ツールです。
自動投稿ツールを使えば、煩雑な毎日の投稿作業を自動化し、安定した情報発信による集客土台の構築が期待できます。
「投稿し忘れ」を防ぎ、狙った時間に定期的にポストを行うことでリーチ数の最大化にもつながります。
忙しい副業実践者や個人事業主にとって、Xの自動投稿は時間の節約と安定運用の両方に効果的な解決策なのです。

無料で使えるX自動投稿ツール・方法の比較

「できればお金をかけずにXへ自動投稿したい!」という方のために、無料で使える代表的な方法やツールを紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分のスキルや目的に合ったものを選びましょう。

1. 公式の「予約投稿」機能を利用する方法

実はX(旧Twitter)には、ブラウザ版から利用できる公式の予約投稿機能があります。
ツイート作成画面のカレンダーアイコンから日時を指定すれば、将来の時間に自動で投稿できます。
最大64ツイートまで予約可能で、最長18か月先まで日時指定できる柔軟さがあります。
公式機能なので追加のアプリ不要で、無料で手軽に始められるのがメリットです。


ただし、予約投稿は手動で一件ずつ設定する必要があり、投稿数が多い場合は手間がかかります。
また、予約可能件数に上限(64件)があるため、大量のツイートを一括でストックしたり、毎日自動で無限に投稿するといった用途には向きません。

より多機能な管理や繰り返し投稿などを求める場合は、次に紹介する外部ツールの利用を検討しましょう。

2. SNS運用ツールを利用する方法(SocialDogやBufferなど)

SNS運用管理ツールを使うと、Xへの予約投稿はもちろん、アカウント分析や他SNSとの一元管理なども可能になります。代表的なものに日本発の SocialDog や海外発の Buffer などがあります。

SocialDog(ソーシャルドッグ)

XやInstagram、Facebookに対応した国産のSNS運用支援ツールです。
無料プランでも基本的な予約投稿機能を利用可能で、画面も日本語対応なので初心者でも直感的に使えます。
投稿予約の設定手順はシンプルで、ツイート内容を入力→日時指定→確定の3ステップで完了します。
画像付き投稿にも対応しているので、テキストだけでなく画像を添付した予約ツイートも可能です。

ただし無料プランでは同時予約できる件数が最大7件までと制限があります。
より多くの投稿をキューに入れたい場合や詳細な分析機能を使いたい場合は有料プラン検討も必要です。

Buffer(バッファ)

複数のSNSにまとめて投稿予約ができる海外製ツールです。X(Twitter)やFacebook、Instagramなど主要SNSに対応し、無料プランも提供されています。
無料プランではアカウント数や予約可能な投稿数に制限がありますが、個人利用であれば十分試せます。有料版に移行すればさらに多くの投稿をスケジュール可能です。
画面表示は英語ですが、操作はシンプルでドラッグ&ドロップで時間帯を設定することもできます。

その他のツール

上記以外にも Hootsuite や Later といった海外SNS管理ツールがXの予約投稿に対応しており、それぞれ無料プランやトライアルがあります。
ただし日本語サポートがない場合も多く、機能が多岐にわたるため初心者にはややオーバースペックかもしれません。

3. ボット作成サービスを利用する方法(Botbirdなど)

シンプルに「Xの自動投稿ボット」を作成できるサービスも存在します。その代表格が Botbird(ボットバード) です。Botbirdは指定した内容を一定間隔で自動投稿したり、特定キーワードに対して自動返信する機能まで備えた無料サービスとして注目されています。

Botbirdの特徴

完全無料で利用でき、初期費用や月額費用は一切不要です。
ChromeブラウザでXにログインし、Botbirdサイトと連携するだけで設定が始められます。
機能面では即時投稿・定期投稿(予約投稿)・ランダム投稿・自動リプライなど多彩です。
例えば「1時間に1回」など投稿間隔を指定しておけば、あらかじめ登録した複数のツイートを順番に自動でポストしてくれます。
放置していてもアカウントが動き続けるので、「ほぼ放置で運用できる」のが売りです。

Botbirdの注意点: Botbirdでは投稿間隔は指定できますが、厳密な日時指定(○月○日○時に投稿)はできません。
そのため「毎週月曜の朝9時に特定の告知を投稿」といった使い方には不向きです。
一方で予約可能件数は300件以上と大量のツイートをストックできる強みがあります。
また、記事執筆時点でBotbirdは画像の添付投稿には対応していません。(テキストとリンク主体の運用向き
用途に応じて、分析機能が豊富なSocialDogと併用するなど工夫するとよいでしょう。

4. ノーコード自動化ツールを利用する方法(IFTTTなど)

プログラミング知識ゼロでも使える自動化サービスを活用する手もあります。例えば IFTTT(イフト)は、さまざまなWebサービスを連携して「○○したら△△する」という自動処理(Applet)を作れるツールです。Twitterと連携すれば、「毎日朝7時に定型ツイートを投稿する」「ブログ更新RSSを検知したら自動でツイートする」などの仕組みをノーコードで設定可能です。
実際、IFTTTを使ってRSSフィードの新着記事を自動ツイートする手順も公開されています。

無料プランでも一定数のAppletを動かせますが、サービス画面が全て英語なので日本語での操作に不安がある方にはややハードルが高いかもしれません。
同様の自動化ツールに Zapier(英語・無料プランあり)や、MicrosoftのPower Automate などがあります。これらを使いこなせばTwitterの投稿スケジュールを細かく自動化できますが、設定には多少の慣れが必要です。初心者の方は、既製のテンプレートや他ユーザーの公開レシピを活用するとスムーズに始められるでしょう。

5. Google Apps Scriptを活用する方法(スプレッドシート連携など)

最後はGoogleの提供するスクリプト環境を使った方法です。プログラミングと聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際には色んな方々が公開しているテンプレートを利用すればほぼコピペで導入可能です。
スプレッドシート + GAS: GoogleスプレッドシートとGoogle Apps Script (GAS)を組み合わせれば、自分専用の自動投稿システムを無料で構築できます。
例えば公開されているテンプレートを自分のGoogleアカウントにコピーし、TwitterのAPI連携設定を行うことで、シートに書いた内容を指定時刻に自動投稿してくれる仕組みが出来上がります。
テキストだけでなく、Googleドライブに保存した画像を添付して投稿するなど、画像付きツイートにも対応できます。
無料公開のツールでも予約投稿の削除や複数投稿のストックなど一通りの機能を備えており、実際に多くの方が利用しています。

利用時のポイント: この方法ではTwitter(X)の公式APIを利用します。2023年以降、XのAPI利用プランが変更され、無料プランでは投稿上限が1日17件までと定められています。
通常の運用であれば問題ない件数ですが、数十〜数百件の大量投稿には不向きです。また初回設定時にTwitterの開発者ポータルでアプリ登録&APIキー取得などの手順が必要となり、多少手間はかかります。しかし一度仕組みを作ってしまえばランニングコスト0円で自動投稿が回り続けるのが大きな魅力です。

なお、GAS+スプレッドシート方式については多くのブログや記事で紹介されています。最近では便利なテンプレートが無料公開されている反面、サービスの仕様変更により新規利用が一時停止する事例もありました。

導入の際は最新情報を確認し、提供元のガイドに従って設定を行いましょう。

初心者におすすめ!一番ラクで再現性のある方法はコレ

色々な方法をご紹介しましたが、「結局どれが一番ラクなの?」と思われたかもしれません。結論から言えば、初心者に特におすすめしたいのは Google Apps Script (GAS)とNotionを活用した自動投稿システム です。
この方法は、前述のスプレッドシート型と同様にGASを使いますが、投稿内容の管理に Notion というノートアプリを活用する点が特徴です。

Notion上でツイート内容をデータベース化し、スマホアプリからでも簡単にネタの追加・編集ができます
画像のアップロードもスマホで完結するため、出先でも思いついたアイデアを即座に予約投稿リストに反映可能です。
さらにGAS側の設定も専門知識不要で、用意されたコードをコピー&ペーストするだけでOK。
多少の初期設定はありますが、一度仕組みを作ればランニングコストはゼロ。あとは自動化された「投稿マシーン」があなたの代わりに働き続けてくれます。
「それ、具体的にどうやるの?」と思った方は、こちらの詳しい解説記事をぜひ参考にしてください👇
➡️ 初心者でもカンタン!GASとNotionで始めるX自動投稿の完全マニュアル

このノート記事では、GASとNotionを使ったX自動投稿システムの構築手順をステップバイステップで解説しています。コードも全て掲載されており、コピペで実装可能なので、プログラミングに自信がない方でも安心です。まさに 「一番ラクで再現性のある方法」 として、多くの初心者から支持されています。

まとめ

X(旧Twitter)への自動投稿を無料で実現する方法は多岐にわたります。一番手軽なのは公式の予約投稿機能ですが、複数ツールを活用すればさらに効率的な運用が可能です。SocialDog のような国産ツールや Botbird のような無料ボットサービス、IFTTT などのノーコード自動化を組み合わせることで、自分のスタイルに合った自動投稿環境を整えましょう。
中でも、GAS+Notionによる自動投稿システム は初期設定こそ必要なものの、一度構築すれば半永久的に無料で動き続ける強力な方法です。
毎日の投稿に頭を悩ませていた時間を、本来注力すべきビジネスやコンテンツ作成に充てることができるようになります。ぜひ本記事を参考に、あなたにピッタリの自動投稿ツールを見つけてみてください。そして安定した発信を継続し、Xを味方につけて副業・ビジネスの成果アップにつなげましょう!

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