kintoneのwebhookから、レコード内のファイルを取得する方法 (Makeでの取得例)

kintoneのwebhookから、レコード内のファイルを取得する方法 (Makeでの取得例)

kintoneから受信したWebhookからレコード内の添付ファイルを取得する方法について解説しています。
ここでは、ファイルはkintoneのAPIを使用して取得するため、ここではMakeのHTTP[Make a request]モジュールを使用して実装しています。

MakeでkintoneからWebhookを受け取ってフローを実行する方法については以下の記事で解説していますので、ご参照下さい。
『kintoneのWebhookを使ってMakeのフローを実行する方法』

kintoneから受信したWebhookについて

Webhookは以下のような形で受信されます。

今回は、添付ファイル内の「PTOW4443.jpg」を取得します。

HTTP[Make a request]モジュールの設定

HTTPの[Make a request]モジュールを追加します。

cybozu developerの『kintone API ドキュメント』に従い、以下のように設定します。

同じくドキュメントに従い、Headersを設定します。

※Headersの設定時にkintoneのAPIトークンが必要になりますので、発行していない場合は、kintoneのアプリ設定 > APIトークンから発行します。

「Run once」で実行すると、Dataが取得できている事が確認できます。

Dropboxにアップロードしてみる

続いて、Dropboxの[Upload a File]モジュールを追加し、ファイルをアップロードします。

モジュールの設定では、ファイル名とデータを指定しています。

実行後にDropboxを確認すると、実際にファイルがアップロードされている事が確認できます。

さいごに

今回はkintoneのWebhookを使用して、kintoneレコード内に保存されているファイルをMakeで取得する方法について紹介しました。
Makeでファイルを受け取ることができれば、「kintoneから取得したファイルを添付してメールを送信する。」「kintoneのファイルをSFTPでサーバにアップロードする」など、様々なデータ連携が可能になります。
是非、活用してみて下さい。

Make Tipsカテゴリの最新記事