MakeとZapierはどちらがおすすめ?機能の違い・料金・運用について徹底比較

MakeとZapierはどちらがおすすめ?機能の違い・料金・運用について徹底比較

業務効率化や自動化を進める際、必ず候補に挙がるのがMake(旧Integromat)Zapier(ザピアー)です。

どちらも優れたiPaaS(アイパース)ですが、特性は大きく異なります。「とりあえず有名だから」という理由で選ぶと、後から「コストが高すぎる」「やりたい設定ができない」といった事態になりかねません。
本記事では、MakeとZapierの機能、料金、運用面を徹底比較し、どちらがあなたに最適かを解説します。

Makeとは

Make(旧称:Integromat)は、チェコ発の高度な自動化プラットフォームです。
最大の特徴は、ビジュアルエディタによる直感的な操作性と、複雑なロジックを構築できる柔軟性です。データの分岐(Router)や集計、フィルタリングなどを自由自在に組み合わせることができ、エンジニアリングに近い高度な自動化をノーコードで実現できます。
https://www.make.com/

Zapierとは
Zapierは、世界で最も普及している自動化ツールのパイオニアです。
最大の特徴は、圧倒的な連携アプリ数と初心者でも迷わないシンプルな操作性です。「Aというアプリで何かが起きたら、Bというアプリで何かをする」という直列的な自動化(Zap)を、数分で構築できるのが強みです。
https://zapier.com/

サービスの特徴を比較

両者の主な違いを一覧表にまとめました。

比較項目 Make(メイク) Zapier(ザピアー)
設計の自由度 極めて高い(無限に近い) 中程度(直線的な処理)
コスト効率 非常に高い(大量処理に強い) 低い(タスク増で高額化)
データ処理 配列やバイナリデータも扱える 基本的なテキスト・数値が中心
日本語対応 英語メイン(翻訳で十分対応可) 日本語化が進んでいる

機能の違いについて

ワークフローの構築

Make: 視覚的なマップ上で、1つのデータから複数のルートに分岐させたり、特定の条件でデータをまとめ直したり(アグリゲーター)といった、網の目のようなワークフローが作れます。
Zapier: 基本は「トリガー → アクション」の直線的な流れです。上位プランでは分岐も可能ですが、Makeほどの自由な配置はできません。

エラー処理とデバッグ

Make: 実行時のデータの流れをアニメーションで確認できるため、どこでエラーが起きたかが一目でわかります。
Zapier: ログ(History)を確認する形式ですが、シンプルゆえにエラー特定も比較的容易です。

WebhookとAPIの拡張性

Makeは標準機能で「HTTPリクエスト」を非常に扱いやすく、公式に連携していないアプリでもAPIさえあれば簡単に繋ぐことができます。

料金を比較

もっとも大きな違いが出るのが「コストパフォーマンス」です。

イニシャルコスト

両者共通: 基本的に初期費用は0円です。
無料プラン: 両者にありますが、Makeの方が「無料枠でできること(実行回数やステップ数)」が圧倒的に多い傾向にあります。

項目 Make(メイク) Zapier(ザピアー)
タスク消費の考え方 データの処理単位(クレジット) 成功したアクション単位
コスパ 非常に高い(大量処理向き) やや高額

Zapierは、自動化が進むほどランニングコストが高額になりやすい傾向があります。シナリオの拡張性やコストパフォーマンス面では、Makeに軍配が上がります。

運用面について

サポートの有無
Make: ヘルプドキュメントが非常に充実していますが、基本は英語ベースです。コミュニティ(掲示板)での解決が主流です。近年はAI普及しているため、ChatGPTやGeminiを駆使して、非エンジニアの方でも高度なシナリオが構築できます。
Zapier: 日本語のサポート体制が強化されており、日本のユーザーコミュニティも活発なため、情報を得やすいメリットがあります。

スケールしやすさ
Make: 構造を複製したり、モジュール化したりしやすいため、組織全体で複雑な自動化を横展開するのに向いています。
Zapier: 誰でも触れるシンプルさがあるため、チーム内で管理を引き継ぎやすいですが、拡張性の面ではMakeが優れています。

まとめ:あなたはどちらを選ぶべき?

最後に、どちらがおすすめかをタイプ別にまとめます。

Makeが向いている人

  • ランニングコストを抑えて賢く運用したい
  • 複雑な業務フローを完全に自動化したい
  • 「せっかく自動化したのにコストで見合わない」という失敗を避けたい

Zapierが向いている人

  • 1ステップの簡単な連携しかしない
  • 予算に余裕がある
  • サポートありで運用したい

まずは無料プランで、自分の使いたいアプリがどう動くかを試してみることから始めましょう。

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➡️iPaaSとは | MakeではじめるiPaaS入門ガイド【第1章】

➡️Makeの使い方 | Notion×Slackで基本的なシナリオの作成方法を学ぶ【第2章】

➡️実用的なシナリオの作成 | メール受信でNotion登録&Slack通知【第3章】

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