無料で使えるInstagram(インスタ)自動投稿ツールまとめ:初心者におすすめ導入ガイド

無料で使えるInstagram(インスタ)自動投稿ツールまとめ:初心者におすすめ導入ガイド

Instagramの自動投稿ツールが必要な理由とよくある悩み

個人事業主やアフィリエイターにとって、Instagramの運用を自動化することは大きなメリットがあります。自動投稿をうまく活用し、自社商材やアフィリエイトに誘導するケースが増えて来ました。
無料で始められるInstagramは集客やブランディングに欠かせない反面、「毎日投稿する手間」や「投稿ネタ切れの不安」といった悩みがつきものです。

例えば次のような声は珍しくありません:

「忙しくて毎日投稿するのが大変…」
「何を投稿すればいいか分からず手が止まる…」
「気づいたら数日投稿が止まっていた…」

こうした状況ではせっかくのフォロワーとの接点が途切れ、集客チャンスを逃す恐れがあります。そこで役立つのがInstagram自動投稿ツールです。自動投稿ツールを使えば、煩雑な投稿作業をまとめてスケジューリングでき、「投稿し忘れ」の防止や狙った時間への定期投稿によってリーチ拡大が期待できます。

実際、投稿の予約機能を活用すると週末などにまとめて作業でき、毎回手動投稿する5~10分の手間を削減できるため、浮いた時間をコンテンツ作成やユーザー対応に充てられます。さらにフォロワーがアクティブな時間帯に合わせて安定的に発信できるため、エンゲージメント向上やアカウント成長にも繋がるといったメリットもあります。

要するに、Instagramの自動投稿ツールは「忙しくて投稿が続かない」「投稿の効果を高めたい」といった悩みを解決し、時間の節約と安定運用を実現する強力な解決策なのです。
この記事では、できるだけお金をかけずに使える代表的な自動投稿ツールや方法を比較して紹介します。それぞれ特徴が異なるため、ご自身のスキルや目的に合ったものを選びましょう。

無料で使えるInstagram自動投稿ツール・方法の比較

「できれば無料でInstagramに自動投稿したい!」という方のために、ここでは無料で使える主要な方法やツールを紹介します。
大きく『公式機能を使う方法』『外部ツールを使う方法』に分けられ、それぞれメリット・デメリットがあります。まずは公式の予約投稿機能から見ていき、その後にSocialDogやMakeといった外部サービスについて比較しましょう。

本記事の最後では、『初心者におすすめ!無料でかつ、一番ラクに運用できる方法』を紹介しています。
是非、参考にしてみて下さい。

1. 公式の「予約投稿」機能を利用する方法

Instagramには、アプリやPCから利用できる公式の予約投稿機能があります。2023年以降のアップデートで強化され、スマホアプリから直接予約投稿が可能になりました。
(※利用にはビジネス/クリエイターなどプロアカウントへの切り替えが必要です)。

公式機能の利用手順は以下の通りです:

スマホアプリの場合

通常どおり投稿作成画面まで進み、キャプションやタグを入力後に「詳細設定」→「この投稿をスケジュール」をオンにして日時を指定します。あとは「シェア」をタップすれば、その日時に自動投稿されます。

PCの場合

Meta Business Suite(旧称クリエイタースタジオ)にアクセスし、Instagramアカウント(プロアカウント)とFacebookページを連携します。
Business Suite上で投稿内容を作成し、「スケジュール」で日時設定すれば予約完了です。Business Suiteではフィード投稿だけでなくリールやストーリーズも予約可能なので、ストーリーズ投稿を予約したい場合に便利です。

公式機能のメリットは、追加アプリ不要で完全無料な点です。
また最大75日先まで投稿予約でき、1日に25件までという十分な予約枠があります。公式提供の機能なので規約違反の心配もなく、初心者でも安心して使い始められるでしょう。

一方でデメリットとして、予約投稿を一件ずつ手動設定する必要があるため、大量のコンテンツを一括予約するには手間がかかることが挙げられます。また、予約件数に上限(最大75日以内・1日25件)対応フォーマットの制限(現状ストーリーズはアプリから直接予約不可)もあります。

投稿数が非常に多い運用には不向きですが、まずは公式機能から試してみる価値は大いにあります。特に「とにかくお金をかけず手軽に始めたいという初心者には、ハードルの低い選択肢と言えるでしょう。

2. SNS運用ツールを利用する方法(SocialDogなど)

次に、Instagram対応の外部SNS運用管理ツールを使う方法です。専用ツールを使うと予約投稿はもちろん、複数SNSの一括管理や分析機能まで利用できるものが多く、より高度な運用が可能になります。
無料プランを提供しているサービスもあり、代表的なものとして日本製のSocialDogや海外製のBufferやLater、Hootsuiteなどがあります。
以下、それぞれの特徴を見てみましょう。

SocialDog(ソーシャルドッグ)

SocialDogは日本発のSNSマーケティングツールで、InstagramだけでなくX(旧Twitter)やFacebookの管理にも対応しています。
予約投稿機能は基本無料で利用可能で、画面が日本語対応のため初心者でも直感的に操作できます。使い方はシンプルで、投稿内容を入力→日時指定→確定の3ステップで予約完了。画像や動画付き投稿にも対応しており、Instagramフィード投稿はもちろんリール投稿も予約可能です(※ストーリーズ投稿は非対応)。
またSocialDog独自の「予約枠」機能を使えば、あらかじめ設定した曜日・時間帯に合わせてスケジュールを組むこともでき、効率的です。

SocialDog

無料プランでも一通り使えますが、同時に予約できる件数は最大10件(Xアカウントの場合は月5件まで等の制限あり)と上限があります。もっと多数の投稿を一度に予約したい場合や、詳細な分析機能(フォロワー分析や競合調査など)を使いたい場合は、有料プランの検討が必要です。

とはいえ、まずは無料範囲で投稿予約+基本的な分析を試せるため、運用初心者が最初に導入しやすいツールと言えるでしょう。

Buffer(バッファー)

複数のSNSアカウントを一括管理できる海外製ツール。UIがシンプルで使いやすいのが特徴です。
InstagramやX、Facebookなど主要SNSに対応し、無料プランも提供されています(※無料プランではアカウント数や予約可能投稿数に制限あり)。
個人利用であればまず十分試せるでしょう。

Buffer

その他のツール

上記以外にも、Instagramの予約投稿に使える外部サービスはいくつか存在します。代表的なものをいくつか挙げます。

Later(レイター)

Instagram運用に人気のビジュアルスケジューラー。カレンダー上で投稿計画を管理でき、ハッシュタグの提案機能なども備えます。無料プランでも月30件まで予約可能で1日1投稿程度なら追加料金なしで利用できます。ただしスマホアプリの場合、設定時刻になると通知が届き手動で投稿確定する必要がある(完全自動ではない)点には注意が必要です。
※Business Suite連携やプロアカウントの場合は自動投稿も可能。

Hootsuite(フートスイート)

SNSマーケティング統合管理ツールの老舗。複数メンバーでの運用や承認ワークフロー機能など本格的なチーム運用向きです。
InstagramはもちろんXやFacebookにも対応し、最大2アカウントまでであれば無料プランで利用可能です。
日本語にも対応しているため英語が苦手な方でも安心です。

Statusbrew(ステータスブリュー)

海外製のSNS管理ツールですが日本語サポートもあり、24時間対応のライブチャットサポートが受けられるのが特徴です。
Instagramのフィード投稿とリール投稿を完全自動で予約でき、無料プランで月30件まで予約可能なので、まず試してみたい人に向いています。
ただしストーリーズは自動投稿非対応で、投稿時に通知から手動アップする必要があります。

これら「その他のツール」は機能が豊富な半面、日本語サポートがない場合も多く、初心者にはややオーバースペックに感じるかもしれません。英語UIに抵抗がなく、より多彩な機能を求める方は無料トライアルなどで使用感を試してみると良いでしょう。

3. ノーコード自動化ツールを利用する方法(Makeなど)

もう一つのアプローチとして、ノーコードツールを活用して自前の自動投稿システムを構築する方法があります。プログラミング不要の自動化サービスを使えば、既存のSNS投稿ツールに頼らず自分好みの自動投稿フローを作成可能です。

代表的なノーコードツールにMake(旧Integromat)やIFTTT、n8n、Zapierなどがあります。例えばMakeを使えば、InstagramのAPIとNotionやGoogleスプレッドシートを連携し、「Notionに書き溜めた内容を毎朝自動でインスタ投稿する」といったワークフローを自由に設計できます。Makeは基本利用無料で多くのアプリ連携が可能なため、プログラミング知識がなくても様々な自動化を実現できる強力なプラットフォームです。

ノーコードツールで自動化する方法は、初期設定やシナリオ構築に多少の慣れが必要ですが、一度仕組みを作ってしまえば後はランニングコスト0円で半永久的に自動投稿が実行できるのが大きな魅力です。

例えば「特定のハッシュタグを含む最新ニュース記事を毎日AIで要約して画像付きで投稿する」など、汎用ツールでは難しい高度な自動投稿もアイデア次第で実現できます。操作画面が英語の場合もありますが、最近は日本語での解説ブログやテンプレートも増えてきています。最初は既成テンプレートや他ユーザーの公開シナリオを活用すると良いでしょう。

以上、公式機能から外部ツール、ノーコードまで 無料で使えるInstagram自動投稿の方法 を紹介しました。それぞれ必要なスキルや対応範囲が異なりますので、「手軽さ重視」なのか「機能の幅を優先」するのか、自身の目的に合ったものを選んでみてください。

初心者におすすめ!無料でかつ、一番ラクに運用できる方法

いろいろな方法を紹介しましたが、「結局どれが初心者にとって一番ラクなの?」と思われたかもしれません。結論から言えば、初心者に特におすすめしたいのは、無料ツールだけで構築できる自動投稿システムを自分で用意する方法です。中でも最近注目なのが、Notion(ノーション)とMakeを組み合わせた自動投稿システムです。

「自分でシステム構築なんて難しそう…」と感じるかもしれませんが、実際には親切なテンプレートや解説記事が公開されており、プログラミング経験ゼロでも簡単に導入可能です。たとえば、投稿内容の管理にNotionというデータベースアプリを使い、Makeと連携すれば、スマホのNotionアプリから追加したネタが自動で順次インスタ投稿されていく仕組みが出来上がります。

画像や動画のアップロードもスマホ完結で行えるため、出先で思いついたアイデアをその場で予約リストに追加することも可能です。多少の初期設定(Instagramのプロアカウント化やAPIキー取得など)はありますが、一度作ってしまえばあとは「投稿マシーン」があなたの代わりに365日働き続けてくれます。もちろんランニングコストはゼロ、毎月のツール利用料もかかりません。

それって具体的にどうやるの?」と思った方は、こちらの詳しい解説ノート記事を参考にしてください?初心者向けにステップバイステップで構築手順を紹介しています。


Instagramの投稿を自動化 完全マニュアル【Notion×Make】『初心者でも簡単構築』『プログラム不要』『ランニングコスト0』

上記のNote記事では、InstagramのAPI準備からNotionデータベース設定、Makeでの自動処理フロー構築までを丁寧に解説しています。すべて無料ツールで実現可能ですし、テンプレートも用意されているのでインポートと設定のみで導入できます。

興味のある方はぜひチェックしてみてください。少し手間をかけてこの方法に挑戦すれば、初心者でもラクに再現性高く続けられるInstagram自動投稿環境を手に入れられるはずです。

まとめ

Instagramの自動投稿ツール・方法について、無料で利用できる選択肢を中心にご紹介しました。

  • 公式の予約投稿機能は手軽に始められ、まず試すには十分な機能があります。
  • SocialDogなどの外部ツールを使えば予約投稿のみならず分析や他機能も活用でき、運用の幅が広がります。
  • さらに、一歩進んでノーコードツールや自作スクリプトを利用すれば、自由度の高いカスタマイズやランニングコスト0円の仕組み化も実現可能です。

まずはご自身の状況に合った方法から小さく試してみることをおすすめします。毎日の発信を自動化できれば、コンテンツの質向上や新たな戦略立案に時間を充てる余裕も生まれるでしょう。Instagram運用を効率化しつつ継続することで、フォロワーとの信頼関係を安定的に築き、ひいては集客や収益アップにつなげることができます。

忙しい中でも発信を止めないために、そしてSNS運用をストレスなく続けるために、ぜひ本記事で紹介した自動投稿ツールの導入を検討してみてください。最初は手探りでも、仕組みが回り始めればきっと「もっと早く使えば良かった!」と感じるはずです。あなたのInstagram運用がよりスマートに、そして楽しくなる一助になれば幸いです。

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